持ち手

最近、暑くてあまり動きたくない日は涼しい所を探して手仕事か読書三昧。

手仕事の中でも一番持ち運びが楽で嵩張らないのがステッチ。

小さな籠に必要な道具一式、ちょっと大きめの籠にチャートや布、糸などを入れて持ち歩いている。

大きい籠は難なく移動できるけど、道具を入れてる小さな籠は意外に持ち歩きにくく、籠に持ち手があったらなあと常々思っていた。

代わりになるような持ち手付きの籠は手持ちの中には見当たらず、段ボール工作でもして持ち手つきの箱を作るかなあとぼんやり考えていた。ふと思い出したのが紙バッグの提げ手に使ってあるプラスチックの持ち手。分別収集するためにその都度取り外して別にしてあるものが幾つかあったはず。早速引っ張り出してみた。

大小色々あるけれど、調度いい長さのものが見つかった。問題は色。大半は白。茶色の籠に真っ白は浮くし、黒いのはちょっと大きすぎるし、、、。引っ掻き回してたらそこから金茶色の持ち手が一個出てきた。

これなら大丈夫かなと早速籠に取り付けてみた。

バランスよく真ん中につけるのはちょっと面倒だったけど、意外といい感じ。

色もあんまり違和感ないし、何より持ち歩きやすい。

これは良かったと目下ご愛用中。

*持ち手を付けた籠

籠のサイズは18cm×12cm程度。

針山、針、糸くず入れ、はさみに眼鏡。

小さなペットボトルを切ったものとゼリーの空容器で分類。

ほんの少しのことだけど、ここまで使いやすくなるとは思わなかった。

まっすぐ縫うだけ

本棚のカーテンと枕カバーを縫うための材料探しから始まった布地棚整理。

整理しながら、あまりに多い白生地に呆れてしまう。

自分で買ったものもあるけど、大半は頂き物。

どうやって使うのが一番かねえと思いつつ、汚れの有無を確認。どれも丁寧に仕舞っておいたから黄ばみや汚れは無い様子。やれ良かった。

白生地だけではなく、無地の色物も柄物もぎっしり一杯。使って減ったと思うと頂くからねえ。それに、それぞれの目的にあった材質や柄行と言うのもあるから、必要と思えば買ってしまうし、、、。

そんなことはさておき、中々これと思う布地がない。

枕カバーなんて、こんなに沢山白生地があるのに、どれも薄すぎたり要尺が足りなかったり。帯に短し襷に長しで思うに任せない。

そもそも、枕カバーはいつもだとへたったシーツのいいとこどりで作るんだけど、今回は生憎へたったシーツがないからねえ。

それでも何とか一枚、候補発掘。更に、カーテン用は候補が2種類。

嫌になる前に縫おうと思ったものの、暑さにめげて放置する事2週間。

そして今朝、半袖シャツのほころびを繕ったら弾みがついたようで、、、。

昨日よりも暑いしちょっと動くと汗が噴き出すというのに、裁断を始めてしまった。

暑い暑いと言いながらアイロンかけてミシンを踏んで、枕カバーもカーテンも完成。

まあどれもまっすぐ縫うだけだし、カーテンは洗濯ばさみのような挟むタイプのクリップを使ってるから、何の細工もいらないし。考えたら、半袖シャツの繕いの方が余程面倒。

出来上がったのがこれ。

*枕カバー

何の変哲もない真っ白の枕カバー2枚。

使ったのは綿サージだから、これまでのものよりは長持ちしてくれるかな。

カーテンは無地だし唯かかっているだけだから画像なし。

使うつもりで買ったけど目論見通りにいかなくて、結局仕舞い込んだままだったベージュの麻布が生きて出たし、これまでのものより軽くて使いやすいので良し。

そうそう、半端に残っていたミシン糸も一巻きほとんど使いきりでこちらも良し。

残ったのはこれだけだもんね。

さて後は架け替えた古いカーテンの始末。

一応洗っておいたけど、どうしたもんだろ。

色褪せただけで生地は大して傷んでないんだけど、、、。

 

靴下

暑い暑いと言いながら過ぎていった八月。

こんなに暑いんだから毛糸は願い下げと思っていたはずなのに、何をとち狂ったか扇風機をお供にぼちぼち編み物してたんだから、我が事ながら呆れてしまう。尤も30分も過ぎればもう御免とすぐ放り出してたんだけど、、、。

で、その結果出来上がったのがこれ。

*靴下(23cm前後)

ソックヤーン+合細 55グラム、2号棒針

段染め糸の色替えが短かったので色合わせを気にせず編むことが出来た。

久々のストレスフリー。

出来はいつもの如しかねえ。

 

色々思うところがあって、何末までに靴下増産予定。

毎年恒例の押し付けサンタ分はすでに出上がってるし、更に何足か余分に編んではあるけれど、まだ少し足りない。これから涼しくなるからせっせと編まなくっちゃ。

そうそう、帽子も編むつもりだった。毛糸物色しとかないとなあ。

本の覚書(2022年8月)

気が付けばもう九月。一か月が過ぎるのは早い。

さてさて八月の覚書。

 

<本、文庫、新書>

・追憶の烏 阿部智里

 相変わらず面白い。

 何でこんな世界を紡ぐことができるのであろうか。

 続きも出るのかなあ。

  追憶の烏

 

・冷蔵庫で食品を腐らす日本人 魚柄 仁之助

 読みかけで積読の中に紛れ込んでいたもの。

 十数年前に書かれた本だけど、本質突いてるなあと思う。

 冷蔵庫も持たず毎日自炊していた時期を思い出してしまった。

 腐らすことは無いけど、こんなにいるのかなあと思うこともある今日この頃。

 ちょっと買い物を考えてみるのもいいかもしれない。

  冷蔵庫で食品を腐らす日本人

 

・アンチ整理術 森 博嗣

 はあ、なんと言いましょうかと思う部分と、そうそうと思う部分が同居してる。

 時々載ってる写真から察する物量には恐れ入った。

 これだけのものを抱えながら、広い場所へと引っ越すエネルギーに感服。

  アンチ整理術 Anti-Organizing Life

 

・凍える島 近藤 史恵

 何となくそうじゃないかなあと思いながら読んでたどり着いた結末。

 予想通りではあったけど、やりきれない思いになってしまった。

  凍える島  

 

・美なるを知らず 新御算用日記 六道 慧

 久々に読んだ時代物。

 多少思うところは有れど、楽しんで読了。

  新・御算用日記 美なるを知らず

 

・定年オヤジ改造計画 垣谷 美雨

 ドラマ化になるなんて梅雨知らず表題に惹かれて手に取った本。

 いるいるこういうオヤジ、あーめんどくさい。

 会社にも一杯いたっけ。今頃、どうしてんだろうな。

 そんなことを思いながら読んでしまった。

  定年オヤジ改造計画

 

異人館画廊 星灯る夜をきみに捧ぐ 谷 瑞穂

 どうやら主人公たちも微妙なお年頃の様で、、、。

 さてさてこれからどんな方向へ進むのかなあ。

  異人館画廊 星灯る夜をきみに捧ぐ

 

<コミック>

プラタナスの実 6

 子供の医療の在り方に改めて考えてしまった。

  プラタナスの実(6)

  

・税金で買った本 1~3

 この頃図書館で本を借りることが殆どないけど、、、。

 そういえば図書館の本って税金で買ってんだよねえ。

  税金で買った本(1) 税金で買った本(2) 税金で買った本(3)

 

<雑誌など>

・暮らしの手帖 数冊

 積読の山に入ってた物。

 気になる記事を後で読もうとしおりを挟んだり付箋を貼ったりして置いてあった。

 改めて読み返すと面白い。

 印のついてないとこも読み直したりして、かなり楽しんでしまった。

朝摘みのバラ 10日目

少しづつ涼しくなっている今日この頃。

でも、動けばそれなりに暑い。

と言う訳で扇風機をお供に相変わらずステッチに読書三昧。

ステッチはここまで進んだ。

*朝摘みのバラ(再開して10日目)

左下の大きな薔薇と周りの葉っぱが今回増えた部分。

相変わらずのピンク地獄で、時間がかかるかかる。

どのバラの花も完全に刺し埋めた訳では無いから、もう少しピンク地獄が続くんだろうな。刺してる間は何でこんなに微妙な色替えなんだろうと思うんだけど、刺しあがってみると「なるほどねえ」と納得してしまう。

でもまあ半分は越えたかな。

 

アジアンタム

アジアンタムの鉢から蟻がはい出してきた。

外で水やりをした時にもぐりこんだのかと思い、鉢の周りをきれいに洗い、バケツに水を張って鉢を沈めて水攻めにし、更に蟻用の防虫剤を鉢の外側に散布し、と手を尽くすものの、時々蟻がはい出す。

考えたらここ何年も(どころか十年以上)鉢替えしてないし、鉢姿が何となくみすぼらしくなってるし、新芽も出てこなくなりつつあるから植え替えるかな、と作業を始めた。

予想通り根がみっしり。これじゃあ新芽も出ないはずだ。

そして、根を崩し始めたら小さな蟻がわらわらと出てくる。あれほどしつこく水攻めにしたのに生きてるなんてしぶといもんだ。蟻に罪はないけど繁殖されては困るので、せっせと排除。

三鉢に植えてあったものを、少し鉢を大きくして二鉢に。

鉢も少し腰高のものにしたら何だかすっきり。同じアジアンタムとは思えない。

*植え替え後のアジアンタム

ちなみに植え替える前の姿はこちら。

枯葉が目立つし鉢の中央がすかすか。なのに一部は混み入っている。如何に放ったままだったかを物語る。

このアジアンタム、子供がお腹にいる時に買い求めたもの。

直径10cmほどの小さな鉢にぽちっと植えてあった。

まさかこんなに長い間生きながらえてくれるとは思いもしなかった。

何年かに一回植え替えて、あとはただ週一回水をやるだけ。植え替える時に肥料は混ぜ込むものの、追肥すらしていない。水やりを忘れて全体が萎垂れたこともある。それでもこうやってきれいな緑を保っている。

毎度のことだけど植物って強いなあと思う。

朝摘みのばら その後

気温は少し下がったけれど、湿度の高い日が続く今日この頃。

少し動くだけで汗がタラーリ。

余り動きたくないから扇風機かけてソファに座ってドラマ見ながらステッチ三昧。はたまた、読みさしで放ってある本や積読状態の未読本を引っ張り出して読書三昧。

お蔭で少し前に引っ張り出したやりかけステッチが結構進んだ。

現在はこの状況。

五日前がこの状況だからかなり進んだと言っても良いだろう。

でもねえ、まだチャートの三分の一程度なんだなあ。

色の濃淡が微妙で、刺しにくいバラの部分はどれも未完成。

さーて、この勢い、いつまで続くかなあ。

本の方は読みさしが増える一方。

こちらも何冊読み終えるであろうか?