ネットをうろうろしながら気になった文章を読んでいたら、懐かしい言葉発見。
「おじゃみ」
わかる人はどれ位いるのだろうか?
これ、方言で「お手玉」のこと。
もう本裁ちの着物を着るようになった娘さんの、七五三の四つ身の着物をあれこれ作り替えたことが書いてあった。
作り替えたものがずらずら書いてあって、人形の着物、着せ替え、巾着、小袋、等々お馴染みのものが並んだ最後に、「おじゃみ」の言葉。で、あら懐かしいとなった次第。
書いてる人はまだ若そうなんだけど、、、。
どこに住んでる人が書いたのかなあと文章をさかのぼると、言葉遣いの端々に何となく私の生まれ在所に近い地方の言い回しがあるような気がする。全く同じって訳ではないけどねえ。
田舎を離れて以来、「お手玉」を「おじゃみ」という人に会ったことがなかったから、よほど特殊な言い回しかと思ってたから、なんだかとっても嬉しかった。
ちなみに、他の遊び道具や遊びもいろいろ違った言い回しだった。
同郷の人以外の誰かと話して通じなかったものは
- おじゃみ → お手玉
- いらみ → おはじき
- かっちんだま → ビー玉
- かちおこし → めんこ
- てんまり → てまり
- てがら → あやとり
- ちんから → 地面に丸を書いて飛ぶ石けり
- じょりかくし → 靴取り遊び
他にも色々あったようななかったような、とりあえず思いだしたのはこれだけ。
他の遊びは誰と話しても割合違和感はなく、遊び方は多少違えどすんなり通じたような気がする。