経年劣化

梅雨も明けたし、さてまた今年もお役に立ってもらおうとしまってあったサンダルを引っ張り出してきた。

特に傷んでる気配もないし、早速履いて出掛けた。

歩いてる途中で、何となく足が沈み込む感じがした。うん?道がへこんでいるのかな?と思ったけど特に確かめることもせずそのまま歩いていた。しばらくすると何だかサンダルで足が擦れる。これまでこんなことは無かったのに。

目的地へ着いて擦れる部分を確認したら少し赤くなっている。これなら大丈夫であろうと思われる状態までベルト部分を調整したら擦れなくなったのでそのまま用事を済ませた。

帰り道、歩いていると履き心地がどうもしっくりこない。履きやすいサンダルのはずなのに何で?と思いつつ歩いていたら、つま先が少し浮いている。かがんで調べたら、靴底とつま先がはがれかかっている。これはまずいと用心しいしい歩いて家にたどり着いた。

早速サンダルを調べてみたら、なんとかかと部分がクシャっと潰れている。つま先はかなり浮き上がり、ベルト部分は一部剥がれかかっている。いやあ危なかった。もう少し歩き回っていたら途中でサンダルが壊れていたかもしれない。

それにしても去年は何ともなかったのになぜ急に?でもまあ、履けないものは仕方がないので、これまでありがとさんと言いながらお払い箱に。

これが先週の話。

そして昨日、久しぶりにつれあい共々下駄箱の大掃除。

これまでちょこちょこと掃除はしていたけど、入ってるもの全部出しての掃除は久しぶり。

履かなくなったパンプスやくたびれ果てたショートブーツなど何足かを思い切った。そんな中あまり履いてない箱に入れてあった靴を引っ張り出したら、底がぼろっと崩れ落ちた。一瞬何が起きたのかわからずしげしげと見直したら、一体成型となってる靴底が一部粉々になっていた。

これが経年劣化と言うものなのかな。

でもわずか数年前の購入品なのに、、、。

考えたら壊れたサンダルもこの靴も靴底の修理ができない一体成型品。昔ながらの靴底が修理できる靴ではこんな風になったことは一度もない。昔々に買った靴は、手入れしてるせいもあるのだろうけど、未だにちゃんと履くことができるのに、、、。

ひょっとしたら他にもあるかもしれないと慌てて全部の靴をチェック。幸いどの靴も何ともなかった。まあ見直したおかげでもう何足かを思い切ることが出来たので、良し。

わたしは小さくて幅広甲高の足なので、合う靴を探すのが中々大変。その結果、よほどひどくならない限り靴を処分する事に躊躇いがある。ある意味靴大臣。

そんな増える一方の靴をかなり思い切ることが出来たので、良かったと言えば良かったのだけど、気に入ってたサンダルがダメになったのはかなりこたえる。どうやらしばらくサンダル探しが必要なんだろうな。

 

そうそうファンフラワーのその後。

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倍以上の大きさに育ち、植え替えた。花も結構咲いてるし、このまま大きくなって増えたらいいな。