ふと思う

テレビのコマーシャルを見ていて腹が立つ事が増えた。

宝くじ、ボートレース、競馬、競輪、etc。どう口実を付けようがギャンブルを勧めていることに変わりはない。出ている俳優さんたちは仕事と割り切っているのだろうけど、何だかなあと思ってしまう。

洗剤や柔軟剤、シャンプーやリンス、化粧品類等の香りづけの強調。あの香りは「臭害」以外の何物でもない。この頃は以前よりは匂いのきついものは減った気がするけど相変わらず臭くてたまらない。私には「匂い」ではなく「臭い」。

人工の香りに弱い私は、石鹸の匂いにすら敏感で、ちょっと香りが強いだけで、鼻が痒くなったりくしゃみが出たりする。

風邪や咳の出る流行り病の時期にこうなると、病持ちではなく至って健康で、咳ではなくくしゃみなのに白い目で見られてしまう。

中には聞こえよがしに「この時期に非常識な!!!」などと言うおっさんもいる。内心、「あんたの整髪料の匂いで鼻がむず痒くてくしゃみが出たんだよ!!!」と思いつつ知らん顔してるけど、何でこんな言われようをしなくちゃならないんだ。

電車で隣の座席に座った女の子の衣類から匂う柔軟剤だか洗剤だかの匂いにくしゃみが出たら、如何にも嫌そうな顔で見られて腹が立ったこともある。「あんたの匂いでくしゃみが出たの!」とも言えず、降りる振りして席を立ったこともあるくらい強いにおいだった。

一番嫌いなのは夏のロッカールームだった。

制汗剤、香水、化粧品の様々なにおいが混じって、部屋に入った途端に鼻を抑えたくなる。同じようなにおいだけ、薄いにおいならまだ我慢できる。柑橘系、ミント系、フローラル、等々、何もかもごっちゃ混ぜで私には悪臭でしかない。

騒音だの嫌煙だの、結構あれこれマナーが言われてることは多いのに、何で匂いに関しては言われないんだろうと思う。