本の覚書(2024年7月)

気が付けばもう8月4日。

暑い暑いで過ぎる毎日だけど、何とか無事に過ごせていると言えばいいのかな。

暑さに参っているのは人間ばかりではない。鉢植えも朝晩の水やりを欠かしていないのにへたばってきたのが幾つか。根詰まりを起こしている気配でもないのに、何をどうやってもダメなものが二鉢ほど出てきてしまった。どうしたもんだろ。

さてさて、7月の読書量は、、、。

 

<コミック>

・うちのちいさな女中さん 5

 本屋さんで表紙を見て思わずくすり。

 相変わらず昔懐かしい世界。

 小さい頃、さんざん言われた毎日の家事をする上での注意。

 ああ、そうだったなあと思い出してしまう。

 きれいな缶があると姉妹で取り合いしたことまで目に浮かぶ。 

   

・島さん 6

 皆それぞれ思いがけない過去を背負って生きてるんだな。

  島さん(6)

 

<文庫など>

・ものがたり洋菓子店 月と私 ひとさじの魔法  野村美月

・ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡  野村美月

 同じ作者のシリーズもの

 こんなお菓子屋さんがあったら入り浸ってしまいそう。

 多少甘々の恋愛物語や青春群像があったりするけど、出てくるお菓子がおいしいそうで、食べたいなあと思うことしきり。

  ものがたり洋菓子店 月と私  ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡

 

。ミセス・ハリス、パリへ行く  ポール・ギャリコ

 主人公のハリスおばさんがかわいらしく思えてしまう。

 至ってまっとうで勤勉で働き物で、美人と言うわけでもないのに、なぜかかわいい。

 書かれた時代背景が垣間見えて楽しい。

 この舞台を現代に置き換えたら、こんなことは起きないのだろうな、

  ミセス・ハリス、パリへ行く(1)

 

・最後の秘境 東京芸大 二宮敦人

 積読の中にあった本。途中まで読んでそのままになっていた。

 改めて、さもありなんと思うこと多し。

 知り合いに芸大出と言う人達が結構いるけど、聞いた話とつながること多し。

  最後の秘境 東京藝大