かいもち

時々急にあんこを食べたいと思う。

それも、砂糖っ気の少ない甘くないあんこ。

売ってるものはどれもこれも甘すぎるので、必然的に自分で煮る。

先週末もそうだった。あ~あんこ食べたい、って思ってしまった。

であんこを煮てから気が付いた。もうじきお彼岸じゃん。

てなわけで、お彼岸にはちと早いけど、今日はかいもち作り。

かいもちとは、世に言うおはぎとか牡丹餅と呼ばれるもの。徒然草にも出てくる古の言葉らしい。小さい頃から普通に使ってたから何の疑問も抱かないできたけど、高校生の時の古文に出てきてびっくりしたっけ。皆がわからないからと古語辞典で意味を引くのを見て不思議だった。調べたら確かに古語辞典に出ている。あらそんなに古い言葉で、今は使ってないんだ、と不思議な気がした。

何てことは置いといて、できたのはこれだけ。

*かいもち(おはぎ)

あんこと黄な粉とゴマを擦ったものの三色。

もち米が一杯残ってたので、中身はもち米だけ。それもいつもより多く炊いたからこんなにいっぱいできてしまった。しばらくはかいもち三昧かな。

今日のははんごろし。

はんごろしとはお米の粒を残しつつすりこ木で少し搗いたもの。

この言葉も驚かれるんだよねえ。

まあそんなことはさておき、久々にかいもちを堪能しよう。