あんたの持ってた本はすごいなあ。とつれあいがのたもうた。
はて、何の話？といぶかしく思ったら、「微分学」の本だという。
二人分の学生時代の教科書の一部をどうしても処分できず、そのまま持ち越して積んであるものの中から引っ張り出してきたらしい。そういえばこの頃、数学をやり直してるけど面白いなあと言ってたっけ。つれあいが学生時代に使っていた微分積分の本は、工学部系の生徒用らしく上っ面撫でてお終いって感じなのだそうで、特に証明部分が違うのだそうな。
本の持ち主の私自身は、二次関数ですら果て？と思ってたりするくらいで、微分積分なんてすっかり忘れているのに、、、。
そもそも取ってある教科書は、仕事柄、統計学と差分方程式と近似値計算の本は何回か開いたことがあるけど、後は開いた記憶がない。子供が大学生になった時、数学関連の本は貰っていくねと何冊か持って行ったくらいで、後は本棚の置物と化していた。
それが、今頃日の目を見るなんて、何が役に立つかわからないもんだ。
