鉛筆

居間のテーブルに置いてある鉛筆用の筆立てがぎっしり一杯になってしまった。

短いのを減らさなくっちゃなあと全部引っ張り出してみたら、なんだかえらく増えている。そういえば最近バザー用に頂いたものの中に使いかけの鉛筆があることが多くて、処分するというのでその都度引き取ってきてたんだった。

全部ぶち撒けて短い鉛筆を探したけど、どれもまだ使えそうな気配。

まあねえ、鉛筆サックを使ってるからというのもあるんだけど。

それに、鉛筆削りでは無理な長さでも、肥後守だときれいに削れちゃうからねえ。

それでもと再度チェックしたけど、処分するものは一本もなかった。

そもそも、自分の持ってた鉛筆ってどれくらいあるんだろ?と好奇心に駆られて分けてみた。それがこれ。

手前の少ない方が元々持っていた鉛筆。

多い方が処分するというので引き取ってきた鉛筆。

昨年度中に出てきた使いかけ鉛筆かな。短くなって処分したものもあるから、実際はもっと多かったはず。それに、これ以外にも、未使用品や状態のいいのや色鉛筆などは欲しいという人に進呈済みなので、もっと多かったってことか。

未使用品でも、この頃は2B以上じゃないと売れないからねえ。HBやHが当たり前だった私には信じられない。バラの鉛筆なんてほんと引き取り手なしだもんなあ。

それにしても鉛筆サックの多いこと。我ながら呆れてしまった。

そうそう、肥後守は父の愛用品を頂いたもの。多分、父が十代の頃のものだと思う。角が少し折れ曲がっていたのを、学生時代の研究室の助手さんが直してくれたっけ。

ここしばらく、切れ味が悪くなって研がなくちゃと思いつつ放ってあったのを、研ぎに目覚めたつれあいが手慣らしにと研いでくれたので復活。やはりカッターを使うより削りやすい。

それにしても、これだけの鉛筆を使い切れるのであろうか?