袖なし

つれあいがご愛用の袖なし(どまり、ちゃんちゃんこ)を洗濯に出してきた。

秋口から梅雨時まで、かなりご愛用のもの。

洗濯してみたら毛玉がひどい。すそもよれって来てる。裏地のキルティング地も糸のほつれたところがちらほら。

流石に処分時かねえと思わなくもないけど、つれあい曰く「着心地も軽さも大きさもこれが一番」なのだそうなので、せっせと毛玉取り。結構な量の毛玉が取れてしまった。でもまあこれで次のシーズンも着ることができる。

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実はこれ、母の短歌仲間でもあり幼い頃から何故か私を可愛がってくださった田舎の近所のおばちゃんから頂いたもの。

機屋さんで余った糸を頂いておばちゃんが自宅で機織り。出来上がった布を仕立て屋さんに頼んで縫ってもらったものらしい。わざわざ私のつれあいにと下さったもの。

使ってある糸が合繊で裏地も化繊地なので、軽くていいんだけど毛玉ができやすいのがたまに瑕。

袖繰りをくらずまっすぐ仕立てなのが肩を覆っていいらしい。

他にも、編み物や綿入れの袖なしは何枚かあるのだけれど、結局これに落ち着いてしまう。

そんなに着易いなら同じようなものを作ろうかな、と思うけど中々手が付かない。

かなりへたってきてるけど、このまま大事に使おうかなあとこの頃は思うものの、あと何年使えるのだろうか。