錆びた縫い針

冬物のクリーニングが戻ってきたので、改めて隅々までチェック。

つれあいのウールコート裾の一部がほつれているのを発見。

細い糸でまつらなきゃいけない気配なので絹用縫い針を引っ張り出した。

購った時の紙ケースに入ったままの縫い針なので、何も考えずに一本取りだしたら錆びている。あれ?っと思って調べたらまともに使えそうなのは2本だけ。残りの十数本はすべて錆が付いていた。

何で?と思ってよくよく入れ物の紙ケースを見たら、頂き物の中に入っていた古い縫い針。開けた気配がなかったので新品と思ってたけど、どうやら1、2本取り出して使ったものらしい。

心配になって他の古い包みの縫い針も点検。案の定、錆びた針が入ってる包みが二つ見つかった。

この包みのままにしておくと他の針も錆びてしまうので、錆びのない針は自作の針ケースに退避。おかげで満杯気味だった針ケースはもうこれ以上入りませんの状態。これだけの針を自分一人で使い切れるわけもなく、どうしたもんだろと考えてしまった。

肝心の繕いは、針も糸も適したものが見つかって無事終了。

それにしても、頂いた時点でかなりの錆びた針を処分したのに、またこれだけ見つかるとは。定期的に点検しなくちゃいけないのかねえ。