怒涛の二週間

時節柄、喪中はがきをかなり頂いている。

その中の一枚が余りに思いがけなく、信じ難く、あちこちに電話やメールで確認。事実と分かっても、何だか本当と思えなくてしばし呆然。無意識のうちに「嘘だあ」との言葉が口を突いて出る。

そんなことがあった直後に、よんどころない用事で予定外の長距離移動のお出かけ。

楽しいことで出かけたのではないし、時間的にあまり余裕はないし、ばたらばたらとしながら帰ってきた。帰ってきても頼まれたことをこなし、色々後始末もあり、気が付けばあっという間に時間が過ぎていく。

更に、久々のステージが目前。

練習はもちろんの事、チケットの送付にゲネプロに衣装の準備にこちらもばたばた。

その間に、通所サロンのお手伝い、別の団での練習、歯の定期健診、一年半ぶりの手仕事仲間の集まり、等々。何でこんなに集中するのかと思うほど予定が目白押し。

そんなことを言いながらもステージは無事終了。

ほっとする間もなく、かねてから予定してたお出かけ。用事を済ませつつ、離れて住むお子達に会いに行くのだ。

用事の方は果たせたような果たせなかったような中ぶらりんに終わってしまった。でもまあ、長年気になっていたことをはっきりさせることが出来てこれはこれで良かったのであろう。

離れて住むお子達とは一年ぶりの再会。

たまたま、お子達の小さな作品展やミニ成果発表会があり、結構楽しませてもらった。他にも色々あったけど、割愛。

滞在中に、お姉ちゃんが編み物を教えて欲しいと言うので、急遽編み物手ほどき。

かぎ針編みの基本からで、まずは鎖編み。ひたすら鎖編みをしている隣にぼーっといるのも手持無沙汰なので、転がっていた毛糸を適当にチョイスして帽子を編み始めてみた。ちょっと横広のベレー帽にするつもりだったけど糸量が足りず、普通のポンポンつき子供帽子になってしまった。

*お子様帽子

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並太2種類(重さは計っていない) かぎ針2号

クリーム色の毛糸は使いきり。使いかけの糸だったので40グラムもないはず。半日ほどで適当に編んだ割には、まずまずの出来かな。妹ちゃんが気に入ってくれて、早速かぶってお出かけ。

久々にかぎ針で帽子を編んだら楽しくて、帰ったらまた編んでみようと思った次第。

お姉ちゃんのほうは、鎖編みと長編みが出来るようになったので、細めのマフラー製作中。縞模様を入れる糸替えも何とかマスターできた様子。今編んでるマフラーができて、もう少し幅広のマフラーが手助けなしで編めるようになったら帽子編み指南のお約束。さていつになるかなあ。

そして、貰った毛糸が一杯あるけど材質がわからないので見てもらえますか?とのことで箱一杯の毛糸を広げて分類整理。その中にほどき糸と思しき中細毛糸発見。これだけ細いと使わないなあと言うので頂いてきた。

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巻き方がぐずぐずのものは巻き直した。合計100グラム。

赤のラメ入りはとっても懐かしい。ショックを受けた喪中はがきに名前が載っていた人が、好んで着ていたセーターに使ってあったものと同じもの。こんなところでお目にかかるとは思いもしなかった。

そうそう、滞在中に見た紅葉。まだちょっと早いかなと思う場所もあったけどきれいであった。何枚かペタリと貼っておこう。

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もうひとつ。ある木の冬支度らしい。何の木かお分かりかな。

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答えは「蘇鉄」。

葉っぱをぐるぐる縛って巻いた後、全体を藁で覆って、更にお化粧藁で樹の身なりを整えるんだそうな。

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