探し物があって、自分が作ったもの、手作り品の頂き物、母の作ったものなどが何となく入れてある箱を久しぶりに開けた。
探し物そのものはすぐ見つかったんだけど、奥から懐かしいものが出てきた。
子供が幼児期に作った肩掛け袋や、自分が幼い頃に使った米袋。
米袋は、冠婚葬祭に出席するとき、今のように何でも金一封ではなく、お米を持参してた頃の日用品。お祝い事には華やかな袋、悲しみの場合は地味な袋、と使い分けていた。袋ごと渡すので内側には、黒々とどこそこの誰べえと記載があった。出てきた袋の中にも父の名前が記載されていた。
この米袋は、余り持たされた記憶がないので比較的新しいものであろう。
共に懐かしいねえと眺めた後仕舞い込もうとして、ふと使ってみる気になった。
子供の幼児期に作った肩掛け袋は、バザー時にお金を一時的に入れるのに良さげ。早速バザーで使ってみたら使いやすいことこの上なし。色褪せて結構ぼろい感じになっていたので処分かなあと思ったけど、今後ご活躍いただくことに決定。
米袋は、色合わせがきれいでいい感じなので、普段使いの巾着に使ってみることに。探していたものを入れて提げてみたら結構使いやすい。口紐をもう少し太めにすれば、バッグ替りにも使えそうな気配。
と言う訳でおねんねしていたものに復活頂いた次第。
ちなみに発掘したのはこの二つ。
*米袋と肩掛け袋
そうそう、米袋の内側は名入の手ぬぐいが使ってあった。それも真ん中に大きく店名が染め抜かれたもの。今は無いお店のようだけど、古い電話番号もあってしげしげと眺めてしまった。
肩掛け袋はすべて手で縫った記憶がある。履かなくなったジーンズのいいとこどりをしたはいいけど、夜遅くミシンを踏むわけにいかず、太い木綿針でちくちくと縫ったような、、、。