レスキュー

定期的にバザーのお手伝いに行っている。

売るのはすべて頂き物。

衣類、食器、飾り物、アクセサリー、靴、本、文房具、人形、縁起物、着物、靴や草履、バッグ類、鍋鎌に遊び道具と、それこそ千差万別。

皆さま色々抱えていらっしゃいますねえ、というのが正直なところ。

中にはせっかく頂いたけど埃だらけだったりシミが付いてたりして、売り物にはならないねえの状態のものや、買う人はいないだろうなと思うものもある。

大抵は頂く時点で申し訳ないけどとお断りするんだけれど、箱の底深く潜ってたり、宅急便で送られてきたりと返品不可も。

仕方がないのでお払い箱にするんだけど、いくらなんでも処分するのはねえと思うものもある。

長年しまい込まれていたからと思われる黄ばんだ新品のタオルや布地、仕舞い方が悪くて埃だらけになったと思われる品々、何でもかんでも詰め込みました感の強い細かな雑多なものが詰まった段ボールの中身、等々。

かと言って埃だらけのものやシミのあるものは売るわけにもいかず、、、。

結局、ごめんなさいと思いながら処分することになる。

そんなものの中から、これは洗ったら使えるなと思うもので、自分で使ってもいいかなと思うものを時々レスキューしてくる。中には見込み違いもあるけど、大抵は使用に耐えうる状態になるので、ありがたく使わせて頂く。

一番助かるのは掃除機用の紙パック。置いといても売れた試しがない。使いかけもあったりするし。我が家は相変わらず紙パックの掃除機を使っているので、ゴミにするよりはと頂いてくる。

次はエコバッグ。シミの付いてる物は絶対売れない。作ろうかなと思ってるサイズであればシミはあまり気にせず頂いてくる。時にはサイズや縫い方の参考にするために頂いてくることもある。大抵はきれいに洗って染み抜きすればちゃんとよみがえる。中にはどうにもならなくて処分することもあるけど、、、。

裁縫道具や編み物用具、手芸用品や布地もかな。あまり沢山は無いけど。針類は処分するにも神経を使うので、そのまま持って帰って家で分類処分となる。埃だらけの袋に入ったクロスステッチキットを見つけた時はびっくりであった。

で、昨日もバザーのお手伝いの後レスキューしてきた細々(エコバッグやら掃除機用の紙パック、使いかけの文房具等)の中に、これが紛れ込んでいた。

ガラス細工の亀が2匹。3cmほどの小さなもの。

余りに可愛いので、我が家の玄関にいて頂くことにした。