頂き物に思う

バザー用にと頂くものを整理していると、考えさせられること多々あり。

大半はいいものなんだけど、中にはうん?と首をかしげたくなるものも。

 

先日頂いたもの。

沢山のアクセサリーとジュエリーボックス。すごいなあ、よくこんなにたくさん思いきれるなあ。これだけのアクセサリーを使っていたってことなのかなあ、と感心することしきり。

大量の衣類。ほとんどがブランド品。と言っても特定のメーカーばかりで、ちょっと古め。汚れの有無を調べてたら三分の一くらいは売り物にならない感じ。シミや汚れ、ほつれなど、思った以上の傷み具合のものがあった。

そして雑貨や食器類。いくつかの箱に入っていたんだけど、中に一つ台所にあったいらないもの全部入れましたって感じのものがあってびっくり。

上の方にはワイングラスやお皿などそこそこのものが入っていたのだけれど、底の方に入っていたものが、、、。中身の入ったふるーい小さな紅茶缶が数個。黄ばんだ密閉容器。茶渋だらけの食器、等々。

他にも、中がかびて使い物にならないバッグや、使い古した巾着なども混じってた。もちろん、きれいなものも結構あるんだけど。

また別の日。頂いた大量の衣類。

例のごとく分別してたら、着用したと思われる下着や靴下がサンドになった状態で入っていた。売り物にはできないから撥ね出したら、入ってた袋の中身は半分以下になってしまった。

そしてまた別の日。

雑貨が一杯に入れられた袋から出てきた救急セットと薬のパック。

薬の日付を見たら今を去ること30年近く前。どれも未開封。救急セットは未使用のガーゼがまっ茶色になっていた。ガーゼって白いはずだよねえ。

他にも、未使用の洗剤やトイレ用の掃除用洗剤が入っていて、どれもこれも古いものばかり。粉末洗剤はかっちかち。

 

うーん、うちらはごみ処理業者じゃないんだけどなあ。

今は、廃棄するのにも手間もお金もかかるんだけど、、、。

 

更に別の日。

小銭貯金を寄付いただいた。かなり重いので、こんなにいいのかなあと思いながら開けてみたら、五円玉が数枚見える以外はほとんど一円玉。重さを量ったら2キロ弱。一円玉は1グラムのはずだから、二千円弱。これを銀行の窓口へもっていって預金する作業を考えたら気が重くなってきた。

寄付いただくのはありがたいけど、面倒な作業を押しつけたんじゃないの?と勘繰りたくなってしまう。いかんいかん、これでは心が狭すぎる。

ちなみに2キロ近くの一円玉を袋に入れるとこれくらいになる。

大きさの比較に手前にボールペンを置いてみた。

入ってる袋は、旅館などでもらう入浴時に濡れ物を入れる袋。

 

色んな頂き物を見ているとじ様の言葉を思い出す。

進呈するときは自分が使いたい、欲しいと思うものにすること。自分がいらないと思うものは粗末に扱いがちだし、ほかの人もいらないと言うことが多いから。

そして、ゴミにはその人の人柄が如実に表れる。本来ゴミというものはない。人間様がいらないからと処分するからゴミになるだけ。物は丁寧に扱えば長持ちするし、使い易くもなる。