白線流し

ネットニュースを見ていたら、白線流しをやっていた。

相変わらずやってるんだねえ、と懐かしくなって見入ってしまった。

我々の頃は在校生が両側に並んでトンネルを作って、その中を卒業生が学帽の白線やセーラー服のリボンをつないだものを持ってくぐっていって橋の上から流すのが常。卒業生の中には入試でいない子もいたっけ。

流した白線はそのままだったけど、今は環境の問題もあるから下流で回収するらしい。

音無しだったからわからないけど、今もあの歌を歌っているんだろうか?

入学したときに校庭に集められて覚えさせられた白線流しの時に歌う歌。

覚えてるかなあ。

 

 はりょうをわたるあさのかぜ のぞみはばたくひだのそら

 でんとうふるきそのにきて わかきひのゆめおおかりし

 まなびやとおくへだつとも ともよわするなこのこころ

 ながるるみずにかげうつし あいさきばしをふめばいま

 べつりのおもいくもとわき はくせんながくなみにうく

 まことのみちをあゆみつつ ・・・・・

 

後はうろ覚えで思い出せず。ひょっとしたら間違ってる部分があるやも。

今年の卒業生は229人だとか。減ったねえ。

そうそう、歌の題名は「はじょうがおかべつりのうた」。

漢字はうろ覚えなのであえてひらがな表記。

 

<3月2日 追記>

今朝の新聞(全国版)に白線流しの記事が載っていた。

この3年、コロナで先生と卒業生だけで行っていたとか。

やっと、コロナ前と同じような白線流しを再開したらしい。

我々の時には考えられなかった事態。

大変だったんだなあとしみじみ思う。