ラスト

編み上がったセーターも含め、昨日のうちに発送完了。

何とか期日内に届けられてほっとしている。

何の話かと言えば、編み物ボランティアのこと。

毎年、難民の子供たちに手編みセーターを届けましょう、と言うボランティア活動に参加していた。難民と言うと暑い所のイメージだけど、実際は寒い所に暮らす人達も多い。そこで、セーターをと言う話から始まったらしいのだけど、敢えて既製品ではなく手編みのものをとのこと。誰かが自分たちのために編んでくれた、と思えるだけでとても喜んでくれて大切に着てくれるのだとか。

その活動が、輸送問題やら、現地で配る人手の工面やら、現地で望まれているものの変化やらで、昨年で最後にしますと連絡が来ていた。ところが、全世界的な今回の騒動で昨年は発送そのものが無理となり、一年延期になっていた。

そして今年の春、最終連絡が来て今回の発送となった次第。

送ったのはこれだけ。

 

*ボランティアニット

子供用セーター(Sサイズ:5着、Mサイズ:3着、Lサイズ:2着)

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マフラー 4本、帽子 4個

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本当は、材料はまだまだどっさりあるし、これで最後なんだからとの思いもあって、もう少しマフラーと帽子を編む予定だったけれど、暑さと気忙しさとよんどころない用事にめげてこれだけしかできなかった。

今回はカンボジアに向けて発送らしい。

どこかで誰かのお役に立ってくれたらいいなあ。

編む楽しみを味わわせてくれて、持て余し気味だった大量の毛糸在庫が消費できて、わたしにはもってこいのプロジェクトだったのに、これで終わりと思うと寂しい気がする。

まだまだ沢山ある毛糸。どうやって消費するかなあ。自分で買ったものもあるけれど、貴女なら生かしてもらえそうだからと(半ば強制的に)頂いた毛糸がほとんど。何とか日の目を見せてあげたいんだけど、、、。

定期的に編んでるものはあるけれど、温暖化が進みつつある昨今、セーターなどの需要は減ってるしなあ。

 編んだものを喜んでくれそうな人にはすでに進呈済みって感じが多いし、自分のものも家族のものもそんなに沢山は必要ないし、どうしたもんだろ。無い知恵を絞って考えてみるしかないかな。