棒針編み

連休で来ていた離れて住むお子達。

お姉ちゃんが私の靴下編みを見て、「こういう棒で編んでみたい」とのたもうた。

以前、かぎ針編みを教えて中々の上達ぶりだったので、教えてみることにした。

まず毛糸選び。在庫の比較的滑りの良いやや太めの綿糸から選ばせる。これなら太めの棒針を使えるし、毛糸ほど針から外れることもないだろうとの目論見。

作り目から始めた棒針編み。

悪戦苦闘しながらも3回目で何とか作り目が出来上がった。

それではと表編みだけでできるガーター編みに突入。

何処に針を入れたらいいかわからなくなっただの、目が外れたの、なんか変な感じがするんだけど何が悪いのかわからないだの、質問攻め。結局、数回全部ほどいてやり直し。それでも何とかある程度の大きさになってきたところで、はじめに造った目数と今の目数が違うと言い出した。

調べたら端を編むときに2回ほど余分に編んでいる。

説明したら納得したので、全部ほどいて編みなおすか聞いてみたら、このまま編むとのこと。じゃあ気のすむまで編んだらいいよ、となり、後は助けを求められたら手助けする程度。

正方形になる程度まで編んだところで、一度終わりにすることに。

かぎ針での縁編みと最後の糸始末を教えて取り敢えずコースターらしきものが完成。

まだ編みたいというので同じように編んでみたらと言ってみた。「そっか、数を間違えないように編めないとだめだもんね」と言って黙々と編み始める。

目が外れたの、端っぽの編み始めが変になったの、と時々ヘルプ要求が入るものの、ほとんど手助けすることなし。編みながら目を数え、うん同じ、大丈夫、と独り言。できたけど最後はどうすればいいのと言われたので見たら、結構目が揃ってる。これはかぎ針の縁取りはいらないなと踏んで、伏せ止めと糸始末を教えたらさっさと手が動いて2枚目完成。

これが完成品。

*ガーター編みのコースター(10歳の初めての棒針編み)

左が初めに編んだ方でかぎ針で縁取り。

右が二枚目で、縁取りなし。

すっかり棒針編みに嵌ってしまったらしく、靴下を編みたいと言い出す始末。

マフラーを編んで目が揃うようになったら帽子を編んで、その出来具合によって靴下編みができるかどうかだね、と言ったら「マフラーを編む」とやる気満々。

そんなわけで、毛糸在庫から気に入った糸を選ばせて、取り敢えずガーター編みのマフラーを次回来るまでに仕上げることになった。

さて、この結末や如何に?

 

私自身は、編みかけていた靴下完成。

*靴下(24cm前後)

Opal ソックヤーン+合細 60グラム、2号棒針

段染めスパンがかなり長くって、色合わせに苦戦。

巻き取り量が多くなってしまった。

出来はかなり満足なんだけどねえ。