頂いたお針箱の中身

かなり年上のお姉さまから、名指しでお針道具一式を頂いた。というより有無を言わさず持ち込まれた。

頼まれて運んできた人は、「どうしてもあなたにといわれるので持ってきたけどごめんね。使えるものがあるかどうかわからないよ。」とのたもうていた。

糸がごっちゃごちゃに入った蓋のない缶、ポリ袋に無造作に入れられた端切れ、中身の見えないきっちり蓋がされた箱、結構大きなお針箱、道具や糸が無造作に放り込まれたポリ袋、等々。見た限りでは玉石混交。

果たしてどれだけのものが使い物になるのだろうか。などと思いつつ、取り敢えず取捨選択&分類してみた。で、こうなった。

この状態にするまでに、結構なものを廃棄処分にしたんだけど、、、。

上段が端切れ、下段が道具や糸類。

布類は全部使えそうなのでそのまま布棚へ直行。

 

道具や糸類は更に精査して使えそうなものと処分するしかないものに分類。

右上の箱二つのカードに巻いてある刺繍糸とリリヤンは糸が弱ってるのと汚れが染みついていて使い物になりそうもないので処分。

左上のミシン糸と縫い糸も一部は処分。特に金属ボビンに巻かれた下糸は錆がついてて使い物にならず。金属ボビンも処分。

右下の道具類からは、さびた針を大量に廃棄した。

結局頂いたものの半分近くを廃棄せざるを得なかった。

布以外で残ったのはこれだけ。

残ったものは、ありがたく使わせて頂くこととしよう。

 

そうそう、色々珍しいものがあったので記念にパチリ。

なぜか入っていた木製の蝶のブローチ。

胡粉塗りの小物入れ。針やチャコ、指ぬきなどが入っていた。

赤いのは糸通し。壊れて使えなかったけど、、、。

セルロイドの針入れ、透明の蓋の方には待ち針が入っていたらしい。

大きくて固い針山。見たことはあっても実際手に取ったのは初めて。針山としてはとっても固くて使いにくい。針を刺すのに力がいる針山なんて初めて。

 

針セットと携帯用の裁縫用具。上が外観、下が開いた状態。

どれも紙製のケースに入っていた。

生命保険会社から頂いたものらしい。へぇ~、こんなのが配られたんだ。

さびて使い物にならない針などもあったので全部解体して、使えそうなもののみ残した。

 

お針箱の中身を頂くのはこれで何人目だろうか。

覚えてる限りで7人目。

糸だけとか、道具だけとかを頂いたこともあるからもっと多いのかもしれない。

自分では使いきれないから、使いそうな人に譲ってるけど、そろそろ限界。

これ以上来たらどうしようかねえ。