赤と黒

赤と黒なんて言うと、スタンダールの小説を思い出す。はるか昔に読んだはずなのに、筋書きすら浮かんでこない。題名と作者のみを覚えている。

などと言う前書きは置いといて、ひょんなことからスヌーピーの模様が入った裁縫道具が手元に届いた。すべてあちこちばらばらになっていたけれど、集めてみたら一式揃ってしまった。もちろん裁縫箱もちゃんとついている。道具はそこそこ使えそうなので再度ばらして使うかなと思ったけれど同じようなものは沢山あるし、どうしたもんだろとしばらくそのまま置いてあった。

ひょいと思いついて、暮れに来た離れて住むお子に実物見せて使うかどうか打診してみた。気に入ったらしく使うとのたまう。

針刺しは固くて使いにくそうだったので、本人に実際に針を刺してもらって私の使ってるものと比較させた。「えーっ、こんなに刺した感じが違うんだ。刺しやすい方がいいなあ。」とのことだったので、作り替えることを了承してもらった。

てなわけで、本日色々作成。出来たのがこれ。

*針箱入れとお針道具

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ほどいた針山の布は、針ケースと針箱入れの飾りにお化けになった。

赤い丸いのが針山。ウール地で原毛をくるんだものを、瓶の蓋に入れたもの。瓶の蓋も赤い布地でおめかし。この方が針が錆びないし、針が潜らない。

ちなみに、手元に来た針箱と道具はこれ。

スヌーピーの針箱と道具

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見ての通り赤と黒チャコペンと糸の色が少々違う程度。

これに足りない指ぬきや物差し、小鋏に紐通しなどを加えれば立派な裁縫セットが出来上がる寸法。細々とした道具類や物差しなんかは、嫌と言うほど在庫があるので(すべて頂き物)、必要と思われるものを見繕って補充する予定。

結構充実した裁縫箱になりそうである。

 

そうそう、久々に容器サイズに合わせた袋を作ったはいいけど、計算違いで何枚か作り直しとなった。ちゃんとできたのは三枚目。三度目の正直とは良く言ったもんだ。サイズ違いで出来たものはほどくのも癪なので、このまま誰かに使ってもらう予定。

一枚はまち部分をほどいてぺったんこの袋にしてしまった。これはこれでありかな。

*サイズ違いの袋

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