毎日何かしらの文章をものにすること。
これって好きだったんだなあと改めて思う。
編み物グループで日記を書いていたころは、手仕事関連の事がメインで、日々の事はほとんど書いていなかった。日記の表題(糸偏日記)でもわかるようにそれこそ糸に偏った話ばかり。
別に書いちゃいけないという決まりがあったわけでもないけど、あまり興味もないだろうし、書くほどでもないかと思っていた節がある。
ここに移って、機能を知るためと書き方に慣れるためにぼちぼち書いていたら、書かないと何か忘れ物でもした気分になることがあって、あれっと思う。
そして、パソコンにワープロ機能が付き始めた頃を思い出す。
私のワープロ機能の使い方は他の人たちと違った癖があるらしく、よく潜在ムシを検出していた。そこで、使用するソフトがバージョンアップするたびに優先的にインストールされ、テスト要員と化していた。
でまあ、毎日朝一でぱたぱたとキーボードをたたいていた。
一種の日記のようなものと思えばいいかもしれない。
指の使い方はめちゃくちゃだし、カードパンチの癖が抜けないからキーボードをたたく力は強いし、傍から見たら時間がかかりそうなタイピングだけど、そこそこの速さで入力できたので、大して時間はかからない。
何年くらい続いたのかなあ。
いつの間にかパソコンで文書を作るのが当たり前になり、基本機能は不具合が出ることもほとんどなくなり、気が付けば毎朝のパタパタもなくなっていた。
仕事で必要な文書は相変わらず作成してたし、新しく作るソフトの仕様書なんて嫌と言うほど書かされてはいたけれど、、、。
以来、仕事と関係のない文章を書くことが稀になった。
必要に迫れて書くことはあっても、自ら物書きしようと思う事が減ってしまった。
今思えば、小さい頃からあれほど好きだったのに、何でやめてしまったのか?
不思議な気がする。
とまあ、思い出話になってしまったけれど、これを機にまたぶちぶちと綴ってみようかな、と思うこの頃。