買い物をしながらふと思う。
何時からこんなにペットボトルに入ったものが増えたんだろ?
ごみの分別回収が始まって、ペットボトルを別枠で集めることになっていることに驚いたのはそんなに古い話ではない。回収場所に置かれたペットボトル用のの収集袋を見て、これが一杯になるほど集まるのかなあ?と思った記憶がある。
何故かと言えば、当時はペットボトルが溜まることは殆どなっかたから。
もっとも、蓋を開けてびっくりだったんだけど、、、。分別回収の初日、収集袋一杯にペットボトルが入っていたのだもの。
酒もしょうゆも一升瓶で買ってたし、お茶は湯を沸かして淹れて飲むものだったし、水を買って飲むなんて思いもしなかったし、そもそもペットボトルに入った飲料を買うという意識がなかったから、そんなに普及してると思いもしなかったということか。
そんな我が家も、気が付けばペットボトルがいつの間にか溜まる。
自分で買わなくても頂く飲み物はペットボトル入り。
しょうゆもペットボトル入りを買っている。そもそも瓶入りを見かけなくなった。
飲み物を忘れて出かけ、自販機で買う飲み物はペットボトル入り。
等々、枚挙にいとまがない。
それにペットボトル入りのものが増えた。
瓶入りだったものがある日突然ペットボトル入りになってしまうのはよくあること。
海洋プラスチックごみが取り沙汰されるようになってるのに、こんなにペットボトルを増やしていいのだろうか?
作る側が減らさない限り、どうあがいてもペットボトルは増殖する。
なんだかなあ、と思いながらペットボトル入りのしょうゆを買う矛盾。
レジ袋もそうだけど、使う量を減らせと言いながら、生産量は減ってないような気がしてならない。
そうそう、SDGsってどれくらい浸透してるんだろう。
この間何気なく国会中継を見たら、議員バッジとSDGsのバッジをつけてる議員がちらほら。じっと目を凝らしてみたら一部の議員のみだった。
このバッジをつけてる人達は完全に理解してるんだろうか?
かくいう私は理解できないまま。
高邁な理想論が、身近なところでどれだけ実現できるのか?、国内でどんな風に実践されているのか?机上の空論にならないのか?との疑問がぬぐえない。