手元にある毛糸の量

編んでる途中で毛糸が足りなくなったので、在庫入れから追加を引っ張り出してきた。

毛糸を出しながら、果てこれは何のために買ったんだっけ?と思う。

確か、自分用のベストか子供用のセーターを編もうと思ったような気がする。

一体何年前に買ったものだっけ?

そんなことを思いながら、毛糸を眺めていて、改めて在庫の多さに呆れる。

実は、これらの糸は頂き物が大半。

もう編み物しないからとか、親族や知り合いの遺したものだけど私は編み物しないからとか、色んな理由で使われなくなって、流れ流れて我が家に来たもの。中には編み物の先生をしていた方がなくなって、教室に残された毛糸を全部教室の生徒さん達に引き取ってもらってやれやれと思ったら、自宅の居室にどっさりあったので助けて、と言われて引き取ったものもある。

明らかに自分では使い切れないと思える量なので、編み物用に欲しいという人に譲ったり、作業所へ寄付したり、織物に使ってもらったりしてるけど、減っては増えを繰り返している。

それに、自分で使ってみたいと思うものはしっかり確保してるし、気に入って自分で購ったものの、何故だか使わないまましまい込んでるものもあるしねえ。

何しろ、キロ単位で消費したり進呈したりしてるのに、入ってくるのもキロ単位。

毛糸入れは隙間ができたと思ったらまた埋まりを繰り返している。

毛糸を見たり触ったりしてる時間はとっても幸せなときなので、毛糸入れをごそごそいじってるのはちっとも苦じゃないんだけれど、ちょっと増えすぎの感は否めない。

毎年、幾つかある毛糸入れの一つを空にしようと思うのだけど、思い通りに減ったためしがない。精々でビシビシに入ってふたを閉めるのが大変な状態が、何とか無理せずにふたが閉まる状態になる程度かなあ。

で、またいつの間にか増えているという、、、。

どこかで思い切らない限り減らないんだろうな。

でもねえ、中々思いきれない。特に年上のお姉さま方の遺したものは、小さな糸玉一つでもきっちり整理して残してあったりするから、無碍に処分するのは気が引ける。

もっと割り切って考えないと減らすことは叶わないんだろうな。

つらつら考えながら、今年は何とか衣装ケースひとつ分、減らしたいなあと思う。

さてどうなります事か。