としのはじめの~

年が明けました。

と言ってもあまり普段と変わりは無いけれど、、、。

それでも、つれあいと「本年も相変わりませず」と挨拶をし、いつもより上等の新しい割りばしで塗りのお椀に入れたお雑煮を食べ、お屠蘇代わりのワインを少々、と多少は新年らしきことを。

黒豆はもちろん、煮物も、身欠きにしんの昆布まきも出来は上々(最も煮すぎてかんぴょうがとろけそうだったけど)。購った縁起物の食材もそれぞれお味よろし。昆布蒲鉾が我々には少々塩味がきつかったけど、まあこんなものであろう。

昆布蒲鉾はもうひとつ難点が、、、。形が丸くないんだよねえ。型にはめたように四角い。まあ、この辺で暮れにお店に並ぶのは大手のこのメーカーのしかないから、仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、蒲鉾特有の丸みが欲しい。と言うのは贅沢なのかねえ。

小さい頃当たり前のように食べていた丸みのある赤白渦巻と昆布渦巻の蒲鉾を食べたい。ネットで取り寄せることもできるけど、蒲鉾2本のためにそうするのもなんだかなあ。等と毎年思いつつずーっと年が過ぎている。

そうそう、我が家の塗りのお椀は、こんなの。

*お椀

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私のじい様が所帯を持った時に揃えたものらしい。多分明治か大正のもの。

普段使いのお椀で、サイズと形からいうと汁椀ではなく菓子碗に当たるのかな。

朱と黒のシンプルな塗りと大きさと重みが好きで、実家の水屋棚奥に眠っていたものを譲り受けた。

洗って乾かすだけで真綿で拭きあげて仕舞うような丁寧な扱いをしてない割には丈夫。もっとも幾つかは塗りが割れたり縁に傷がついたりしてるけど。

漆搔き職人だったじい様は塗り物にはうるさくって、扱いにもああだこうだと言われ、ああ面倒と思ったこともある。でも、基本漆は丈夫だから、仕舞い込むより多少の気を遣ってそこそこ使ってやる方が長持ちするとも言っていた。

確かに、ほとんど使ってない実家で使ってたお重(これまた水屋棚の奥に眠っていたものを頂いてきたもの)よりこのお椀の方がきれいに保てている。

久々に出したお椀で、色々思い出してしまった。

 

さてさて今年も手仕事のまとめ。

これまでは、出来たものの画像をずらっと並べて悦に入ってたけど、それも面倒なので数値と大まかな記録のみ。

 

<編み物>

まずは毛糸の収支。

在庫が2990グラム、約3キロ減少。やったね!

内訳は下記の如し。

  • 購った毛糸  2160グラム
  • 頂いた毛糸  2485グラム
  • 進呈した毛糸 2700グラム
  • 消費した毛糸 4935グラム  (編んで形になった分)

   2160+2485-2700-4935=-2990

出来上がったものの集計はしてないので割愛。

メモを見ると、靴下、アクリルタワシ、お子様セーター、マフラー、帽子が大半。

 

<縫い物>

大半は小物ばかり。

布巾、雑巾、エコバッグ、小袋、小さ目手提げ、マスク。

後は通所サロンのキルトが一枚、ステッチが三枚、エプロン、スカート。

エコバッグをかなり縫ったので端切れ入れは多少余裕が出たけれど、大きな布を入れてる布地棚は見た目は相変わらず。少し減ったはずなんだけどねえ。

 

さて今年は、どれだけのものが完成するのかなあ。

そうそう、昨年中に仕上げようと思ったキルトは仕上がらなかった。キルティングが終了してもう一度広げてみたら、気に入らない部分が何ヵ所かあって、一部ほどいてしまったから。紅白見ながら手直ししてたけど、疲れてやんぴ~と手を止めてしまった。

年初めの作業は、マラソンみながらこのキルティングかなあ。

ニューイヤー駅伝が今行われている。