遺された布地の中に紛れていたカテドラルウインドウのクッションカバー。
結構色褪せてるし処分かな、と思いつつも一応洗濯をして見た。
色褪せてるだけでどこも傷んでないし、シミも裏側だけ。
そもそも仕立てが丁寧だし、このまま処分するのも忍びない気がする。
思案の結果、解体して籠カバーにして見た。そのままでは、裏を何かにひっかけやすいので、クッションカバーの裏側のいいとこどり。
案外い感じに出来たような気がする
*籠カバー
うん案外いいんじゃない、と自己満足。
眺めながらふと母の言葉を思い出す。
「こうやって何でも作り替えたり直したりするから物が減らない。わかってるけどつい手を掛けたくなる。性分かねえ。」
確か、かなり使い込んだほつれたナップサック(今でも言うのかな)を洗って繕って、前々から不便と言ってたポケットに手を加えて、新品同様に直した時に言ってた言葉。
同じことしてる自分に思わず苦笑い。