本の覚書(2023年1月)

年が明けて一か月が過ぎた。

色々気持ちの萎えるニュースが多い今日この頃。

明るいニュースもあるけど、なんだかねえと思うこと多し。

寒さも続くし物みな上がるし、どんな一年になるのかなあ。

さてさて、恒例の本の記録。

あんまり読んでないんだけど、、、。

 

<コミック>

・海が走る エンドロール 3

 買ったまま積読になっていた。

 裏でのしんどさは隠しても、表でここまでのエネルギーを私は出せるだろうか?

 やりたいことに向かっていくひたむきさを持つことはある意味大変だなあ。

  海が走るエンドロール 3

 

舞妓さんちのまかないさん 22

 相変わらずすーちゃんの淡々とした日常がいい。

 内心思うところは一杯あるだろうに。

 こうの史代のすずさんを思い出してしまう。

 すーちゃんの日常を描いた別冊を買うかどうか思案中。

  舞妓さんちのまかないさん(22)

 

<文庫など>

・編み物ざむらい 横山 起也

 著者を見てあれ?と思う。確か編み物作家のはず。

 見開きに文筆家とあって、ああなるほどと思う。

 立ち読みして、面白そうだったので購入。

 主人公は内職で編み物をするちょんまげ姿の侍。

 鉄の編み針で綿の手袋を編む姿を想像して吹き出しそうになってしまった。

 少しファンタジーがかってるとこもあって面白く読了。

 続きを書いてくれないかな。

  編み物ざむらい

 

・いちねんかん 畠中 恵

 相変わらず面白うござんした。

 主人公の若旦那は少し成長したようで、、、。

 この先どうなるのかねえ。

  いちねんかん

 

・これは経費で落ちません! 10 青木 祐子

 開発部門にいた私には想像しにくい経理と営業。

 全く知らないわけじゃないけど。

 相変わらず、静かだけれど丁々発止のやり取り。面白うござんした。

 主人公は、いよいよ結婚まで秒読み状態。先はどうなるのかなあ。

  これは経費で落ちません!10 ~経理部の森若さん~

 

<雑誌類>

・ステッチイデー 36~38

 連載のチャートを全部写したついでに、隅々まで眺めてみたら、、、。

 見知った人の名前をいくつか発見。

 おお、皆様素晴らしい。ひとつ所にとどまってないで前へ進んでる。

 密かに応援してるからね。

 

・暮らしの手帖 21

 久々に、拾い読みじゃなくてじっくり読んでしまった。

 精進料理の話を読んで、幼い頃毎年の祥月命日に行われていた親類縁者を呼んでの法事を思い出した。 家族四人、一気に雪崩で失ったじさまや父の胸の内はどんなんだったのだろうな。

 そして、幼子を抱えて精進料理を作っていたまだ20代だった母のことを思う。

 お客様を呼んで、お膳を並べて、料理を出す。

 それも、料理の内容やお椀や皿の並べ方まで、きっちり順を踏んで。

 使うお膳や器を吟味するのはもちろん、お膳の前の座布団まで違っていた。

 私にやれと言われてもあそこまではできない。

 私自身も長子ということで末席に座らされ、きっちり精進料理を頂いた。

 見知った親戚のおじさんやおばさんがいつもと違って見えて不思議な気分だった。特に坊様のおじさんが、みなとは違う坊様膳の前でかしこまってるのが、、、。

 最後に頂くお菓子が楽しみだったけど、足がしびれるのが苦痛だったなあ。