もう年末最終日。一年はあっという間。
さて今年最後の覚書。
<コミック>
・税金で買った本 5
いるいるこういう人、と思いつつ読んでしまった。
派遣であろうが正社員であろうが、やる仕事には変わりないのに。
一体何履違えてるんだろう。
・へんなものみっけ 8
相変わらずマニアックな話で引き込まれてしまう
・プラタナスの実 7
兄弟でここまで違うものなのか。
まあねえ、自分の弟妹見ててもかなり違うからねえ。
<文庫など>
・菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム 碧野 圭
子供に何かを教えるときの気配り。大切だよなあ。
基本は守りつつ、拘らないで柔軟に考えて物事を運ぶこと。
これも大切だよなあ。
・このゴミは収集できません 清水秀一
ゴミ集積所にこんな怖い人がいるんだ。
私には信じられない話がわんさか。
集める人は大変だなあと改めて思う。
体育会系の人と一緒の車に乗った時の話に思わず笑ってしまった。
・ラーゲリより愛をこめて 原作 辺見じゅん 映画脚本 林民雄
この表題を読んだとき、なんでソ連の捕虜収容所からなんだろ?と思った。
ラーゲリはシベリアに抑留されていた父の口からよく漏れた言葉。
父は笑い話のように大変だったことを何回か話してくれたけど、、、。
これは映画化のために原作を物語のようにしたものとのこと。
原作を読んで、この本を読んでみた。
やはり原作の方が迫力・凄み(と言っていいのかな?)がある。
こんなことは二度と起こしてはならないと思うけど、現実はどうなんだろうなあ。
・収容所から来た遺書 辺見じゅん
父の口から笑い話のように漏れていた話の過酷さを改めて思い知った。
父が抑留されたのは主人公と同じくらいの年齢。
細い体でさぞ過酷な生活だったんだろうなと改めて思う。
父は幸い2年で帰還できたけど、話に聞いた軍での役目を考えると、一歩間違えば主人公と同じ道を辿ったかもしれない。もしそうだったら、私は間違いなくこの世に存在しない。そう思ったら身震いがしてしまった。
帰還の際に大切に持ち帰ったというブリキの食器と水筒と取っ手付きの小さなコップは今はどうなったんだろう。ブリキの食器は囲炉裏のごみ入れになってたけど、それを見て父は何を思っていたんだろう。
<雑誌など>
・おうちで乾物レストラン NHKテキスト
乾物は好きでよく使うけど、他所ではどんなふうに使うのかな?と買ってみた。
高野豆腐をすり下ろして使うというのが目からうろこ。
水で戻さない干しシイタケとあったけど、結局別の水分で戻してる。
このテキストに載ってる以外にも一杯乾物があるのに、それには言及無し。
ちょっと拍子抜けしてしまった。
・ステッチイデー 38
欲しいチャートがあって買ってしまった。
見事、出版社の企みに乗せられてるなあ。
・北欧ニット旅 林ことみ
本屋さんで手に取ったのが運の尽き。
物語としても面白そうなので思わず買ってしまった。
ゆるゆると自分流にでも大事なところはしっかりと編み物する人の姿。
いいなあと思いつつ、絵本のように眺めている。
・暮らしの手帖
これはもういわでもがな。
・365TINY Cross Stitch Designs
刺してみたい図案を見つけたので。
以前はこういった図案に興味なかったのにねえ。好みは変わるもんだ。
こうやって見ると大して読んでないなあ。
さて来年はどれくらい読むのかな。