暑さにめげ、やることの多さに追いまくられ、気が付けば8月ももう三分の一を過ぎようとしてる。時間が無かったわけではないけど、お助け部屋(クーラー部屋)に篭ることが多くて、、、。
かなり遅くなったけど、先月の本の覚書。
実はこれ、下書き保存したと思ってたのに、残ってなかった。
<コミック>
・へんなものみっけ7 早良 朋
相変わらず目の付け所が違う。
読んでて楽しくなってくる。
次は何に目をつけるんだろうな。
・詩歌川百景3 吉田秋生
話の方向が思い描いてたものと違っていきそうな感じがするけど思い過ごしか。
いるよなあこんな人、と思う登場人物に頷きながら読み耽ってしまう。
<文庫>
シリーズの最終章。
まさかお蚕様の話が出てくるとは思わなかった。
夏休みに親戚の家でお蚕様の世話を手伝ったことを思い出す。
糸を紡ぎ始めるときのお蚕様の透き通ったクリーム色の体。
ひたすら吐き出される細い細い糸。次第に見えなくなるお蚕様。
桑を食べる雨降りのような騒がしさが急に消えてしんとする蚕室。
そんな光景を思い出しながら読んでしまった。
さらに、自分がお蚕様になったような錯覚するら覚えながら、、、。
家とそれにまつわる話、携わってきた人、住んでる人、等々。
色んな家と人を思い起こしながら読んでしまった。
大工をしていたおじさんやいとこは家の声を聴くことができたのだろうか?
・おいち不思議がたり 星に祈る あさのあつこ
自分の意志で自分の進む道を決める。
ゆるぎなき信念と一途な思い。揺れる娘心。
どんな時代も変わらないんだなあと改めて思いながら読んでしまった。
フィクションなのにねえ。
ふっと、自分の人生は自分で決めますと言い切った過去を思い出す。
・とわの庭 小川 糸
さらりと書かれているけれど、見方によってはあまりに壮絶な内容に声も出ず。
あり得ないことではないと思えてしまうことが、気持的になぜかしんどい。
これはフィクションだけど、、、。
読み終わった後、しばらく考え込んでしまった。
そのとき何を考えたのかは、今はおぼろ。
<雑誌類>
・暮らしの手帖
数冊拾い読み
あと何冊か読んだけど、それこそ拾い読みで書くほどもなし。