もう月末。一年の四分の一が終わり。
寒い寒いと言ってたのに桜便りが聞かれる暖かさ。
季節は確実に巡っている。
では三月に読んだ本。
<文庫など>
・ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵
何気ない日常が、人の繋がりや隠れた兄妹の確執など、見えない何かに影響を受けながら進んでいく。思わず我が身に引き比べてしまった。
それにしても、出てくる料理のおいしそうなこと。
・山に抱かれた家 はらだみずき
実家を思い出してしまった。 年老いての生活は御免被りたい場所だけど、ずっとその地で暮らしていたらどうなんだろうな。
海の家から始まったシリーズらしいけど、前後の脈絡を知らなくても何となく読み進めることができる構成になっていて、違和感がなかった始まりを読んでみようかな、読まなくてもいいかな、と逡巡してる。
・京都くれなゐ荘奇譚 四 白川紺子
輪廻転生、前世からの宿命ってほんとにあるのかなあ? 小さい頃からの疑問。
このシリーズを読むとついかんがえてしまう。
・わたしの幸せな結婚 八 顎木あくみ
短編の集まりで読みやすかった。
つい吹き出しそうになるのが多く電車の中で笑いをこらえるのに一苦労であった。
<コミック>
・北北西に雲と往け 1 入江亜季
本屋さんで見かけた最新刊。絵と帯の文言が気になって買ってみた。
思った以上に面白かったけど、舞台が現代であるが故に、想定がかなり現実離れしてるようなそうでもないような不思議な話の進展具合。なのに続きが読みたくて最新刊まで買い込んでしまった。
続きを読むのが楽しみ。
・女王陛下の紅茶 イトカツ
紅茶の文字に惹かれて手に取った一冊。
知らないことが沢山載ってて、ふーん、へえ~、等とつぶやきながら読んでいた。
特に茶葉の等級の「ダスト」。意外な話がてんこ盛りだった。
これは読みきりらしいけど、続きがあればいいなあと思ってしまった。
・税金で買った本 10
もうこれはいわでもがな。
面白うござんした。
・君は謎解きのマシェリ 4、5
いつの時代も女の扱いは同じなんだねえ。
その女の腹から出てきたのはどこの誰だい!!!
もう次の巻が出てるらしい。
<雑誌など>
・刺し子糸で楽しむ刺繍 堀川波
買うまでもないかと思ったのに、再度見かけたら買ってしまった。
ただチクチク縫ってるだけなのに、できる模様が面白い。
これまで買った多肉植物の本の中で、一番わかりやすくて知りたい情報があった。
多肉の写真が多くてわかりやすくて、でも図鑑ほど細かくなくて、、、。
他にも何冊かあるけど、どれも拾い読み程度。