雪が降る地方に育ったせいか、春の芽吹き時期の感覚がずれることがある。
特に、蕗の薹の芽吹く時期や、梅、桃、桜の開花時期。
どれもすべて雪解け後の四月から五月にかけての話でしかない。
寒い年は五月でも雪が残っていたりするのだから。
小学校に入った時、教科書に載ってた入学式の絵に満開の桜があるのを見て、なんで入学式に桜が咲いているんだろうと不思議だった。
一番芽吹き時期の感覚がずれるのが蕗の薹。
気が付くと大きく育ちすぎてて採り損なうことが多い。
ところが今年は時機を逃すことなく摘んでいる。
家の裏に自然発生的に増えた蕗を、つれあいがしっかり見回って、せっせと蕗の薹を摘んでくれるから。
そして先ほど、ふと思いついて裏に回ったら結構出てて、少し摘んできた。
実を言うと、蕗の薹という呼称は私にはピンとこない。
「ふくだつ」と呼びならわしてきてたから、未だにふくだつと言ってしまう。
というわけで摘んできた「ふくだつ」。
*ふくだつ(蕗の薹)
さてこれは、どう調理しようかな。
蕗みそはすでに作ったし、てんぷらにするにはちょっと小さい。
味噌煮でもするかと思ったけど、これじゃあちょっと足りないし、、、。
まあ、少し考えてみよう。
ついでに放りっぱなしの鉢を見ていたら、色々芽吹いているのに気が付いた。
葉陰に隠れて気付かなかったクリスマスローズ。こぼれ種から芽が出てるガーデンシクラメン。水仙の陰に隠れた感じで気付かなかったムスカリ。等々。
着実に春が近づいてるということなんだなあ。
*クリスマスローズとガーデンシクラメンの芽
このガーデンシクラメン、植え替えた方がいいのかなあ。
葉の大きさはまだ1cm程度なんだけど。
ちょっと調べてみよう。
画像横並び表示は、どうやら操作がひとつ抜け落ちてたようで、、、。
今回はうまくいった。
さて次はどの機能を使うかな。