おながどり

A3コピーが必要になって慌ててコンビニまで行く途中で、鳥の声を聴いた。

あれっ?と思って曲がり角にある松林を見たら、青いしっぽが揺れている。オナガドリが一羽枝にとまっている。あら珍しやと思って目を凝らしたら、少し離れた場所にもう一羽、もう少し奥にもいる。

この頃、カラスと雀以外の鳥をほとんど見かけないから、何だかうれしくなってしばらく観察してしまった。

この松林、隣接する大きなお屋敷が無くなって以来、ぽつんと取り残された感じ。

以前は枝が茂り下草も生え放題。近所の人がハクビシンを見たとか、猫が巣くってるとか言うし、心無い人が投げ込んだごみが山になってたりで、あまり見たいと思う場所ではなかった。

でも、お屋敷がなくなってから、以前より手入れがされるようになった。枝が払われ、投げ込まれたゴミが処分され、見通しが良くなって、横を通る時何となく見ながら歩くようになっていた。

この春はつるききょうが満開で、しばらく目の保養をさせてもらった。

そしてこのオナガドリ。

やっぱり手入れされた緑があるって大切なんだ、と思った次第。

願わくは、少しでも長く残しておいて欲しいなあ。

税金や手入れの関係があるから、地主の人は大変だろうけど、、、。