バザー用品

お手伝いしているユネスコ識字運動のバザー用品(寄贈、提供で頂いたもの)を仕舞っておく場所が移動になったので、合間を見ては片づけ整理のお手伝い。今年はコロナのせいで軒並みバザーが中止になったので、頂いたものが積み上がるばかりで、いつになく在庫は大量。

頂いた時の箱や風呂敷に入ったままのものもあって、開いて分類整理するだけで一仕事。

中でも多いのが着物と食器、未使用の小型家電品。

小型家電品は全部未使用できれいな状態ではあるけれど、余りにも古い。物によっては20年以上前のものもある。頂いたのはありがたいけれど、皆で相談の結果、新しいものはバザー用品にさせてもらうけど、余りに古いものは事故でも起きたら怖いので処分させていただくことにした。

それにしても結構値の張るものだろうに、何で未使用のままになっていたのかねえ。

食器は、状態の酷いものはこれまたごめんなさいして処分させていただく。頂き物と思われるセット品の多いこと。仕舞い込んでないで使ってあげたらよかったのに、と思うもの多数。

問題は着物。量も多いし素材も種類も多岐に渡っている。

仕舞い場所を移動したときに、大雑把に分けて入れてきたとの話だったけど、なんのなんの。種々雑多のごった煮状態。

一応、男性用、女性用、子供用と分けてから種類別素材別に分けるんだけど、分けても分けても山が減らない。特に女性用は大山が幾つもできる。

一枚一枚丁寧に畳んで、汚れを調べて、種類に分けてとやってるといつ終わるのかと思う。種類別に分ける専門、物そのものの素材や汚れチェック専門、畳む専門、等と何人かで手分けして作業するけど中々進まない。

それでも何とか全部の入れ物を開けて完全ではないけれど大体の分類整理が終わった時は、皆で思わずやった~と声を上げてしまった。

着物って結構お金をかけて誂えて、大事にしまってあるのが大半なんだと思うけど、あまり着ないうちに(しつけがかかったままのものや、多分袖通してないんだろうなと思うもの結構あり)こうやって不用品として出されてしまう。なんだかなあと思ってしまった。

かく言う我が家もタンス一竿の着物が眠っている。

いらないといったけれど、「私の手が残るから」と母が縫ってくれたものや、おさがりが大半。中には私のひいばあちゃんが自分で育てたお蚕様からとった糸で自ら糸を紡いで機織りした紬で縫ってある物もある。

これはどうなるんだろうなあ。考えてしまった。