再度の出番

布いじりは相変わらず続いている。

色々縫ったおかげで、布地棚からはみ出していた物が徐々に棚に収まり、後で整理なんて思いながら箱に入れてあった半端布が端切れ箱に入って行く。

そんな中、処分するかを迷ったり、作り始めてみたもののどうにも意に染まず保留にしたものが出てくる。そんな中の一つがこれ。

f:id:osakof:20210320113024j:plain

スエーデン刺繍を施した巾着袋。

母に進呈したものなんだけど、集金袋にいいと親族の一人が使い倒したもの。他の人の持ち物と絶対間違うことがないし、自分自身も他のものと混同しないからとご愛用だった様子。裏がついてるから表が多少破れても使えたようでこの状態。

余りにボロボロになったので流石に取り換えようと思ったらしいけれど、気に入るものがなかったとかで、同じようなものを作って欲しいと依頼があった。たまたま手元にあった同じようなサイズの頂き物巾着をできるまでのつなぎにと進呈したら、これ使いやすいから新しいのは作らなくていいや、となった。

洗ってみたら、刺繍部分は多少色褪せてるけど健在。何だか捨てるに忍びなくって、そのまま保留箱に入っていた。

置いといても仕方ないから潔く処分するかなと思ったものの、紐と紐止めの玉はきれいなままだったので取って置こうと解体しててふと思いつく。というわけで、刺繍部分のきれいな所のみを切り取ってこんなものが出来上がった。

*ニードルケース
f:id:osakof:20210325082449j:plain
f:id:osakof:20210325082602j:plain

刺繍部分も含め、材料はすべて手持ちのもの。

思ったよりいい感じに出上がって「やったね!」の気分。

さあまたお役に立ってもらいましょうか。