暑い暑いと言ってるうちに過ぎてしまった8月。
これほどクーラーの世話になった8月は初めて。
さて8月の覚書。
<コミック>
・うちのちいさな女中さん 4 長田佳奈
読みながら、明治生まれのおばさんの水着写真を思い出してしまった。
ちょうどこの絵にあるような感じ。
何でもかんでもハイカラなおばさんだったけどねえ。
主人公はこれからまたどんな新しいことに出くわすのだろうか?
・ひらやすみ 6 真造圭伍
ゆるゆるとのんびり進んでいるかに見える日常。
でもそれぞれに何かを抱え何かを乗り越えて生きてる。
淡々と描かれてるけれど、ふっと考え込んでしまう。
・戦争は女の顔をしていない 4 小梅けいと
戦後の話がメイン。
それぞれ思いは違えど、戦場でのことを引きずって、それでも生きる強さ。
読んでて声も出ない。
今(名称は変わったけれど)この人たちの生きてきた国が、また戦争をしている。
彼女たちは(もし生きていれば)どんな思いでこの戦争を見ているのだろうか?
<文庫など>
・大名倒産 上・下 浅田次郎
映像化されたものの原作はほとんど読まないんだけれど、これは買ってしまった。
本屋で立ち読みして引きずり込まれてしまったというのが実情。
神様の扱いがとっても軽妙で面白い。
神様を主人公に映画を作っても面白かろうな、と思ってしまった。
・通い猫アルフィーとジョージ レイチェル・ウェルズ
シリーズものを相前後して読んでるので、ジョージの位置づけが今ひとつあいまいだったのだけれど、この巻を読んでやっと納得。
読んでると、時々主人公が猫だということを忘れてしまいそうになる。
どの巻もそうだけど、いつの間にか読み終わってしまう。
さらりと読んでしまうのに、なぜか考えること多し。
・通い猫アルフィーと海辺の町 レイチェル・ウェルズ
本来のストーリーとは別に、家の改装話が面白かった。
間取りや内装の備品に壁の色、等々、空想を膨らませながら読み耽ってしまった。
相変わらずさらりと読んでしまうのに、なぜか考えること多し。
<雑誌など>
新しく買い込んだ本はあれど、どれも読み止し。
気が向いたら来月に載せてみようかな。