冷房とミシン掛け

やらなくちゃと思いながらずーっと放ってあった縫い物。

繕い物やら、丈直しやら、裁断したままのものやらが積み上がっていた。

コロナ騒ぎに長雨、そして急な暑さ等でミシンに触る気も起きないまま。ミシン台が置いてある場所は窓際で明るくていいのだけれど、冷房がないから夏は暑くて作業にならない。

ふと思いついて、木製ワゴンに必要なものを全部のせて冷房のある部屋へ運んだ。椅子を持ってきて座ってみたら、ワゴンが丁度良いミシン台になる。反対側に小さな折り畳み机を置いてアイロン台にして作業開始。

編み物やステッチはしても、縫い物はとんとご無沙汰だったから、作業はなかなかはかどらない。それでも丈直しや繕い、雑巾縫い等、少しづつ片付いていく。多少間違えてもいらつかずにやり直しができる。アイロンを使っても暑くない。

これはいい思い付きだったと自画自賛しながらしばらく縫い物に熱中。

夕方になったし根を詰めすぎるのも良くないからと、やりかけだけど中断。広げたものをワゴンに戻して部屋の隅に置いたらさほど邪魔でもない。どうやらこのまましばらくこの部屋で縫い物が続きそうな気配。

取り敢えず裁断したままのものを仕上げよう。

そんなことを思いながら、次に作るものの目論見が頭の中を幾つも駆け巡っている。