なおす

何度見聞きしても違和感を感じて仕方がない言葉遣いがある。

「なおす」

「なおす」と聞くと、修繕したり傷を治したりするのが、私の頭に浮かぶ状況。

でも、片づけるの意味で「なおす」と話したり書いたりしてる場合がある。

前後の脈絡で、ああそうか片づけるってことか、と思い至るのだけどすぐにはピンとこない。

どうも特定の地域では当たり前の言い回しらしいけれど、毎回何だか不思議な気分になる。

別に方言を否定する気はないし、同じ言葉で違う意味を持っていてもおかしいことではないのだけど、この「なおす」の使い方だけは毎回違和感を感じてしまう。何でだろうな。

ちなみに、私が使う言葉で他の人が違和感を持つらしい言葉が「こわい」。

本来の恐ろしいの意味もあるけれど、危険で危なっかしい時も「こわい」ととっさに出てしまう。他にも申し訳ないと思うときも「こわい」。申し訳ないの意味で使うときはめっきり減ってしまったけど、何かの折にふと出てしまう。

そういえば、危険で危なっかしい時に「こわい」と言ったら、何が固いの?と聞かれたことがあったっけ。

同じような状態の言葉は、他にも探せば色々あるんだろうな。