じゃら銭

ひょんなことから引き受けたいくつかの会計係。

扱う金額は大した額じゃないけど、毎月入出金があると小銭が溜まる。そのうえ皆様律儀で、会費の小銭もおつりなしで用意してきてきっちり下さる。立て替えてもらった費用の支払いなどを小銭でと言う訳にもいかず、手持ちのお札と交換して払ったりするので、私の手元にはいつの間にか小銭が溜まっていく。

ある程度溜まった小銭は、小銭入れにまとめておいて支払いに使ったりするのだけど、中々少なくならない。レジによっては使用可能な小銭枚数制限があったりするからねえ。

昨日も買い物に出かける時にパンパンに膨らんだ小銭入れを持って出た。

2軒目に寄ったお店は、レジで計算してもらって、指定された番号の精算機で支払う仕組み。

精算時に、小銭入れを引っ張り出して投入口に入れ始めたら、手が滑って小銭が半分以上投入口に入ってしまった。20枚と言うのが目に入ってたので、仕舞ったなあと思ってたら、そのまま何事もなく計数されて画面に表示される。あれ?と思って説明をよく見たら、同じ金種は20枚以上は入れられませんと書いてある。あらそうなんだ!と嬉しくなって全部投入口に入れてしまった。

昨日小銭入れに入ってたのは、10、50、100、500の4種類でどれも20枚以下。だからすべて制限枚数内と言う訳。お蔭で重い小銭入れが空っぽになってすっきり。

いやあ、レジによってこんな違いがあるんだ。知らなかった。今度からここでの買い物に使おうっと。ひょっとしたら他の同じようなシステムの店でも使えるのかもしれない。確かめてみよう。

等と思ったことであった。

 

そういえば金融機関での小銭の扱い。有料になると騒いでいたけど、私のメインバンクではATMでは一度に100枚まで、窓口なら枚数制限なしで取り扱い無料、とあった。

知人は、すべての金融機関で小銭の扱いが有料になったと思い込んで、お札に交換してもらえないかと騒いでいた。無料の金融機関もあることを教えてあげたら、えっ?とキツネにつままれたような顔をしていた。

ちゃんと調べないとだめなんだなあ、と思った次第。